2006-05-01から1ヶ月間の記事一覧

目指す場所は

たとえばインド舞踊が目指すことは芯を作ることだと言う身体のラインという芯を含んではいてもそれをさす言葉ではない 日常に芯を作る 食生活時間主義 主張思想姿勢 様々な日常に関する要素に芯を通すそれが舞踊の目指すものだと言う 舞踊とはやはり生活であ…

教壇の上

ここ4年毎年新人研修で講師をやっている みんなの前で講義をするこれはまったくステージだ どれだけ自分の想いを伝えられるかどれだけ自分の気持ちを表現できるかどれだけ自分の知識を提供できるかどれだけ解りやすく講義を出来るか リズムや間といった時間…

「3121」 by prince

1.3121 1曲目は必ずファンクチューン プリンスのお決まりだ 実験的な昔のコーラスワークが戻ってきて 気持ちいい 2.Lolita 1999を思い出すチープなキーボードサウンド アクセントをずらしたリズム これも彼の美学 3.Te Amo Corazon 哀愁ただようラテン歌…

たまに聞いてもプリンスはやはり

「emaocipation」96年プリンスの作品 3枚組36曲もう10年も前の作品だけれどたまに聞いてみる 1枚1時間ジャスト曲毎に充実度も高いし全体に統一感もある 前作の発表は4ヶ月前 新譜を発表して4ヶ月後にものすごいクオリティで3枚組のアルバムを出す…

そこには音楽があった

自分が出来ることと出来ないことを考えるとき結局いつも出来ないことがあまりに多いことに気がつくいつも改めて気がつく これは人生を振り返る作業でもあるけれど僕の周りには結局音楽があった いつもそこには音楽があった 2005年ユッスー・ンドゥールの…

不用意な一瞬

写真は真実を切り取るものであるという言い方がよくされる 一瞬の光をとらえて静止画として切り取られる情景 ダンスは動きを作り出すものであるところが写真で切り取られるその一瞬は動いてはいない 動きの中の美しさにある造形美を写し取るカメラの前で踊る…

音楽をトレースする

先日のジミースライドのショーにはそうぜい50名の日本人タップダンサーが出演していた 前半はほとんどみどころがなかった ハリウッドを模した空気が辛かったわけだけれど何よりもリズム感に問題があった ダンスはそこに流れている音楽をトレースしなければ…

ジミースライドを見てきた

と言ってもさすがに70歳をこえたジミーのタップはそれほど聞くことが出来ずジミーを慕う日本のタップマン達が一同に集いショーを行なったそういったものだった タップの我が師匠まゆさんは3人の女性チームでストンピングを披露 もっとも会場がわいた場面…

本音と建前

本音と建前のプラカードそいつを交互にさげ見えた気になっては手ひどく痛手うけることになるそれが世の中 と歌ったのは甲斐よしひろ この事を考える時いつも思う自信持っていえる本音を持っている人っていったいどのくらいいるんだろうか と そもそもこれが…

心に音楽を持たぬ人間

心に音楽を持たぬ人間は謀反 策謀 略奪などをやらかねぬ人間なのだ シェークスピアがベニスの商人でこう語った 謀反 策謀 略奪 人間文化と正反対 その対象の言葉として使われた言葉だ これらの言葉と裏腹にあるのが希望や夢だと思う希望や夢は意に沿わぬ組織…

カラフルなエピソード

世の中には沢山の自伝とよばれる書物がある自伝はカラフルなエピソードに溢れているほど面白い カラフルな思想や哲学や考え方よりもカラフルなドラマが自伝には書かれている 淡々としたストーリが溢れた自伝などない やはり人間はドラマが好きなんだと思う筋…

がむしゃらであるということ

がむしゃらであるということ 学校から帰ってくると自分の部屋へ戻り制服をぬいだらまずギターを持つ 高校生の僕は一日に5時間6時間とギターを弾いて歌っていた サッカーのロナウジーニョは一日の練習量が3時間カールルイスも現役のころ3時間という練習時…

続けるという作業

続けること大事な作業ではあるけれど最も難しいのは作り続けることだ 僕が好きなアーティストには多作家が多い エルビスコステロプリンスルーリードユッスーンドゥールピカソモーツアルト大塚茂吉村上龍 作り続けることこれは最も自分であろうとする欲求の高…

2つの流れ

21世紀は二元論を超える時代だ人類史的にみて音楽の根源は2箇所と現在のところ考えられている東北欧という北ヨーロッパそしてアフリカ そこから人類は西へ西へ流れ音楽も流れていき地域性を取り入れていく ダンスもアフリカ系のダンスとヨーロッパ系のダ…

楽器の音

ジャズピアニストダラーブランドに「アフリカン・サン」というアルバムがあるそのテーマとなっている曲 力強いアルトサックスの音色 キッピームケツィという奏者の演奏だけれどこれ以上にすごいアルトサックスの音色を知らないというほど唯一無二の音だ テナ…