2011-01-01から1年間の記事一覧
授業のコマ数が信じがたい状況でブログの更新もままならいですが、頑張りましょう。。 コンピュータがまだまだマシンであり、それ以上でもそれ以下でもない、という事を実感する作業もまた解析作業の持つ性格でしょうね。その複雑さは気が遠くなるほど日々そ…
最近すごく感じる事があります。それは「Web」という言葉がパワーを失っていくという事で、言葉のライフサイクルを考えると「Web」という言葉は既に成熟期から衰退期に入っている気がします。「Web2.0」なんてティム・オライリーが口にしたあの時、Webという…
リバースエンジニアリングの作業をしていると、ふと思う事があります。プログラムやシステムに対してそれを作った人以上に理解する事になる、と言う事です。 もしかすると、それは勘違いかもしれません。構築者達は私が思う以上に精密に、また思慮深くコーデ…
私がリバースエンジニアリングに初めて触れたのは、業務をモデリングするJavaアプリのプロジェクトでした。十年ほど前で、見積もりや要件定義の正当性、妥当性を評価するというものですが、このプロジェクトでリファクタリングの推進をまかされて、そこで既…
パスワードを合言葉という地平で眺めてみると、クラックの動機も幾つかのパターンで想像する事が出来ます。そんな作業を少ししてみたいと思います。 PC単体上の閉じたパスワードとしてはザッと以下のようなものでしょうか。 HDパスワード BIOSパスワード OS…
「僕〜が僕〜であるために 勝ち〜続けなきゃならない」by 尾崎 「私は私であるのか?」なんてもちろん存在論的な話をしたいわけではないですが、少なくても「私は私である」事の証明がなかなかに面倒な時代にはなっているし、今後さらにその傾向は強くなりそ…
生命がつるむ事をその目的の一つとしてるもんだから、サインだの言語だのややこしい話しになるのでしょうね。 そして人類はコンピューターという、生命じゃない使える奴を作ってしまい、そいつともつるもう、なんていう事になり、えらくややこしい状態になっ…
「愛してるのサイン」使ってますか?ドリカムの未来予想図。ブレーキランプ5回が愛してるのサイン。 コンピュータとネットワークの発展により誕生した国境のない星社会は、それまでの特権的な利害関係を超えて庶民が主役の世界でもあります。国境を越えて星…
「情報セキュリティ進化論」なんて偉そうなので、どうしようかなぁとずっと考えていたんですが、「星社会の情報セキュリティ」とタイトルに変える事にしました。もちろん基本的に情報の垂れ流しなので誰に気を使うつもりもないのが基本ではあるんですが、お…
人間が自由に使用出来ないコンピュータなど技術者にとってとても不愉快な事でありストレス大きな一因です。 また星社会は人間とマシンの付き合いから、人間と人間のコミュニケーションツールとしてのマシンというさらに面倒な事態となっており、人種やイデオ…
危機管理コンテストにおいて、我が校のチームが決勝進出を決めました!新設校のセキュリティ学科初年度生がまだ3年次にも関わらず、よく頑張ったと思います。とともにコンテスト主催者、運営者の方々の苦労も多少なりとも見え、セキュリティ人材育成におけ…
なかなか無くならないのが不思議なCAPTCHA。これって「Completely Automated Public Turing test to tell Computers and Humans Apart」の略なんですね。すごく浪漫にあふれた名称なんだけれど、最近のブログのコメントに使用されるようなやつって、コンピュ…
ネットワークというのはどんなに世界に広がろうが、どれだけ機器が優秀になろうが、マシンとマシンが繋がっているように見えて、それは所詮人間と人間もしくは個と個が繋がっているものである、というのは日々実感を強くしている事です。 「ビューティフルセ…
「ビューティフルシリーズ」は執筆者がそれぞれの経験から、またそれぞれの哲学を表現する書籍として、「ビューティフルコード」も楽しく読みました。その「セキュリティ」版が出版されたということで、手に入れよう入れようと思ってたんですが、いつも後回…
完全性を考える時最近いつもまず感じるのは、自分が自分である事を証明する機会が増えて、さらにはその方法がどんどん面倒くさくなっている事です。もちろん自動化も進んでいるので面倒なのはある一定の期間であるのも確かですが。 たぶん常日頃から自己証明…
福井健策さんが面白い。著作に関しては改めて書きたいと思うのですが、福井さんが時代的なキーワードとしてあげているのが「疑似著作権」という言葉です。法的にない権利が当たり前的に主張される時代になってきている、と指摘しています。これは様々な角度…
twitterと連携すると言うことで何が起こるのかと思い、僕も参加してみました。インタラクティブな要素はほとんどなくて、ガッカリもしたのですが、違う意味で幾つか興味深いものでした。 一つはインタラクティブな流れを作りたい数人に対して田原さんは、自…