感情の行き先

よくも悪くも

感情が大きく動く時

そこにはかならず対象の相手が存在する


人間社会がなければ

相手がいなければ

感情を向ける先もない


激しい憎悪かもしれない

愛おしい気持ちかもしれない

夢に対する情熱

自信を失った無気力かもしれない

恋慕の情かもしれない


そこには必ず他者との関わりがあり

感情はその他者に対して

もしくは他者の目を通した自分に向けられる


改めて人間は感情の生き物である

という言葉を実感する